指導者となって
2年前からあるファッション専門学校の非常勤講師をしています。
もともと、人前に立つ事が苦手でしたが、
断れない事情があり、引き受けたのがきっかけです。
スケジュールは週一回、90分の授業を半期に14回。
大した時間数ではないのかもしれませんが、私にとっては大きく負担。
指導するのは、「ファッションコーディネート」。
たくさんの先生方が、色々な切り口で教える中の1コマですが、
幅が広くて奥が深い内容です。
そんなことで授業の前には、進行のための資料集めや準備に時間をかけています。
「教える」には今さら確認することも多いです。。
ましてや説明するときの「言葉」使いを考えたり、出てくる欧文の意味の下調べとか・・・
実はパソコンで「検索」しまくり。
メモの取りすぎで、そのうちいったい「何が言いたくて、調べていたのか?」が
わからなくなり、日が暮れていきます。
当日はそんな段取りもむなしく・・・
「だから、ど〜すればいいのか!」と、
てっとり早く結論を聞く生徒も多く、ついついそれに惑わされて説明がおざなりになっていくのです。
もともと頭で考えるより、感覚重視な世界。
自分もそうであったのに、いざ教えるとなるとどうも難しい言い回しになってしまうのは、
本意ではありません。
それにしても〜
自分が指導者になるなんて〜思いもよらず・・・はや2年。
16日には、はじめて担当した生徒が卒業式を迎えます。
「Pledge」
ビーズアクセをはじめて作る・・・
このような事に意識がいくのも
やっぱり不況で時間ができたせい?(一応「おかげ」と思っておかないと・・)
講習会で作ったもので・・・自作というよりは先生の力によるものです。
先生はなんと男性、性別もびっくりでしたが、繊細な指裁きにも脱帽。
ビーズの穴は全て1ミリほど。
そこにテグスを何度も通してつなげていきます。はじめ表、そして裏へと。
なんとか穴は見えたものの(そろそろ老眼なんで)、集中力つづかず。
しかも製図の読解についていけません。。。
仕上げには全体の補強で、1ミリ穴へさらにテグスを3回も連結するよう言われ、
いやぁ〜〜そんなこと物理的にできないんじゃぁ・・・??
などと先生を疑ったりして。(すみませんでした!)
挌闘3時間半、最後まで丁寧にご指導いただき無事完成。
この日生徒は10名、初心者は私含め2人・・・
ちょっと安心したものの、結局、最後まで居残ったのは私。
器用ぶって参加したのに、撃沈なかんじの処女作です。
ビーズアクセといってもシャープなフォルム、
色合いも落ち着いた「Pledge」という作品名、
気に入ってます。

更新
久々の更新です。
そしてHPのデザイン、ブログのテンプレートも変えました。
前のとガラッと変えたかったのでちょっとシックに・・・・そ〜したら世の中不況、不況の暗い話ばっかりになっちゃって、見た目がマイナスイメージだったかな〜〜!と。
年が明けてから毎日毎日、景気の悪い話しかでてこない。
私自身の仕事は去年と変わっていないのに、なんだか不安に拍車がかかります。
スタイリストってのも真っ先に経費削減の対象になる、とバブル崩壊時の辛い出来事が蘇ってきます。
以前よりは思考や心の準備もあるけど、これからまた乗り越えていくパワーをつけていけるのかな〜
更新第一弾にしてはちょっと弱気な話です。
新作コスチューム
今期もカルソニックレディのコスチュームを手がけました。
2000年から担当しているので早くも9作目の衣装です。3月15日に行われた鈴鹿のレースでお披露目でした。
今回のデザインのポイントは高めのウェストラインからのギャザースカート。
トーン違いのブルーストレッチ生地とメッシュ生地を合計30枚以上接ぎ合わせて、シャーリングベルトに接続させています。
アキバの「萌え〜」なイメージなんだ〜と思われていますが、決してそれを意識したわけではありません。でも結果ほとんどの人はそう思うかもしれませんね。
カルソニックレディのもつ健康的で爽やかなイメージ、フレッシュ感のコンセプトは押さえつつ、今年は流行のワンピスタイルを入れてみては・・・というの意識は出だしにはありました。でもそれに固執したわけではありません。
デザインを考えるときにはいつもキーワードをだして、そこからパーツのアイデアを考えていきます。
9作目にもなると今までにけっこうな案を出してきているので、必要な要素を言葉にすることも作業上必要なことです。
前作がトップスとスカートのセパレートスタイルだったので、それと違うスタイル感。
またマーブル調プリントとフレアなスカートラインの組み合わせで、軽くてかわいいイメージでしたが次は強くてシャープなイメージ。
車がGT−Rに変わるので戦闘モードにふさわしく、色も濃いブルーを使って強さを出させる。
カルソニックレディらしいスポーティなセクシー要素を入れる。
他のチームにない凝り感のあるもの、などなどを盛り込んで考えてきました。
それらをまとめていつもクライアントさんには最終5〜6案のプレゼンをさせて頂くのです。そして新たに決まるカルソニックレディの子たちの雰囲気に合わせて決めていただきます。
プレゼンの時にこのスタイル感は気に入って頂いてましたが、クライアントさんにも決してアキバなイメージで伝わってなかったと思います。顔のないイラスト画ではもっとシャープなイメージでしたし。
オーディションも終わって遠野千夏ちゃんと桜彩菜ちゃんが決まって、デザインもこの方向に決まりました。
作業に入ってからふたりにフィッティングしていくうちに、だんだんとかわいさの方向性が強くなっていきました。
着せるほど私たちの意識が彼女たちの個性に引っ張られていった感が実はあります。
そんなことでこのコスチュームは既に今期の遠野千夏ちゃん、桜彩菜ちゃん仕様になっていきました。
「萌え〜」っぽくてそうでない(と願いたい)今年のデザインはサーキットでどんな風に感じてもらえるのでしょうか?
最近の製作物
6月に納めた「GAZOO」というレーシングチームのコスチュームです。
製作期間は約1ヶ月、うちらにとってはある意味トライアルな日程でした。
この手のコスチューム製作に関しては デザイン打ち合わせから2ヶ月以上はかかるので
超スピード仕上げかな。でも 全てにちゃんと裏地も付けたし、手抜きはしてないですよ。
ドライビングスーツのレディス版をイメージしてほしい・・・そして上品に・・というリクエストでしたので最終的にはこのようなスタイルになりました。
GAZOOチームは先日ドイツで行われた24時間耐久レースに参戦、日本から3名のレースクィーンも同行したのでした。 そのうちのひとりは以前にカルソニックレディだった奥野静香ちゃん。
うちを紹介してくれたのも実は彼女。
またまた、お仕事がご一緒できるとはうれしい限りでした。
それと、短期間で頑張って頂いたスタッフさんに感謝です。特にいつもミシンを踏んでくれる
縫製さんはひと月前に脳の手術を受けていました。体調が万全ではない中で断らずに受けて頂けた
ことに感謝です。













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