新作コスチューム
今期もカルソニックレディのコスチュームを手がけました。
2000年から担当しているので早くも9作目の衣装です。3月15日に行われた鈴鹿のレースでお披露目でした。
今回のデザインのポイントは高めのウェストラインからのギャザースカート。
トーン違いのブルーストレッチ生地とメッシュ生地を合計30枚以上接ぎ合わせて、シャーリングベルトに接続させています。
アキバの「萌え〜」なイメージなんだ〜と思われていますが、決してそれを意識したわけではありません。でも結果ほとんどの人はそう思うかもしれませんね。
カルソニックレディのもつ健康的で爽やかなイメージ、フレッシュ感のコンセプトは押さえつつ、今年は流行のワンピスタイルを入れてみては・・・というの意識は出だしにはありました。でもそれに固執したわけではありません。
デザインを考えるときにはいつもキーワードをだして、そこからパーツのアイデアを考えていきます。
9作目にもなると今までにけっこうな案を出してきているので、必要な要素を言葉にすることも作業上必要なことです。
前作がトップスとスカートのセパレートスタイルだったので、それと違うスタイル感。
またマーブル調プリントとフレアなスカートラインの組み合わせで、軽くてかわいいイメージでしたが次は強くてシャープなイメージ。
車がGT−Rに変わるので戦闘モードにふさわしく、色も濃いブルーを使って強さを出させる。
カルソニックレディらしいスポーティなセクシー要素を入れる。
他のチームにない凝り感のあるもの、などなどを盛り込んで考えてきました。
それらをまとめていつもクライアントさんには最終5〜6案のプレゼンをさせて頂くのです。そして新たに決まるカルソニックレディの子たちの雰囲気に合わせて決めていただきます。
プレゼンの時にこのスタイル感は気に入って頂いてましたが、クライアントさんにも決してアキバなイメージで伝わってなかったと思います。顔のないイラスト画ではもっとシャープなイメージでしたし。
オーディションも終わって遠野千夏ちゃんと桜彩菜ちゃんが決まって、デザインもこの方向に決まりました。
作業に入ってからふたりにフィッティングしていくうちに、だんだんとかわいさの方向性が強くなっていきました。
着せるほど私たちの意識が彼女たちの個性に引っ張られていった感が実はあります。
そんなことでこのコスチュームは既に今期の遠野千夏ちゃん、桜彩菜ちゃん仕様になっていきました。
「萌え〜」っぽくてそうでない(と願いたい)今年のデザインはサーキットでどんな風に感じてもらえるのでしょうか?


Recent Comments